グレーのエレガンス

8月最後の月曜日。朝晩は涼しく虫の音に秋を感じます。

グレー。砂色。秋が来ると、惹かれる色です。白だった季節から、秋は、顔色が日焼けの後もあって少しくすむので、茶色やベイジュの代わりに、グレー。動物の色に例えると、タヌキとかゴールデンリトリバーみたいな色ではなく、狩猟犬のワイマナラーのグレーなどがイメージ。

少しクールなグレーもいいですね。顔色に映えます。いつか、しっかりとしたグレーヘアになったら、グレーの服をコーディネートしたい。

エレガントなグレー。イギリスやベルギーなどのインテリアペイントに素敵なグレーが多いです。

その素敵なグレーを、ヨーロッパのあちらこちらで見てきた記憶があるので、グレーに対して豊かなイマジネーションが広がります。(残念ながら日本では、あまりうっとりするようなグレーのインテリアを見たことがありません。

さて、

先日の三越本店ではトークショウの際に、色彩のお話をさせていただきました。

アフタヌーンティに出てくるスコーンの上のストロベリージャムの赤って、本当にすてきな赤。

という話。赤い洋服は、買うチャンスがそうたくさんあるとは思えませんが、たまに赤い服、欲しくなる。赤い靴、赤いバッグ。先日、トークショウにお出でくださった方が赤いミュールに赤いサンゴのアクセサリーでとっても素敵でした。

同じ赤でも、日の丸の赤というより、サンゴ色、あるいは、イチゴのような赤い色なら欲しい。と、赤のイメージを探るのも楽しいです。秋に向けて、秋の色を思う次第。私は、自分で似合うと思っているのは、赤でも少し青みのある赤なのですが、イギリスに住んでいた時代に、中世の古典絵画描法を勉強していたので、いつも、色の原料には、自然界の本物の色に思いがつながります。

中世にはケミカル染料はなかったので、すべてが天然由来。例えばイチゴの赤はコチニール虫で作れるなあと。グレーのような無彩色でも、天然由来の色だと本当に素敵な落ち着いた色があります。

私が服の色だしをする際、アパレルでの色出しは、100%天然で作るのは難しいので、色だしのイメージだけでも、すべて天然の色彩にインスパイアされた色をセレクトします。グレーでいうと、ベルギーで見かけた石壁の色だったり、イギリスの冬の空の色だったり。

街を歩くとき、美術館に佇む時、マッチする色、グレーの系統。グレーは、景色にマッチして透明感を与えてくれる「馴染み色」「ニュートラルカラー」として、新たに捉えてみることをお勧めしたいのです。

それと、顔まわりにアクセサリーやストールで引き締め色、アクセントカラーを添えるのもおすすめです。

この秋に向けて登場した森の柄と、コスモスの柄、そして、押し花の柄。私がデザインしたのは、すべて自然界につながる絵柄。自然界に想いを馳せて….。

さて!本日、8月28日(月)が日本橋三越本店での

Pop Up Shop 最終日です!

三越本店の景色や本館インテリアの装飾も素敵です。日本橋を楽しむチャンスです。

 

 

 

 

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