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2017年8月7日

似合う色 

台風が来ていますね。今日は台風の影響でフェーン現象の、湿気90%みたいな東京で仕事へ。家を出るまえに、どの服を着て出ようか。悩みました。途中豪雨に見舞われるかもしれない。だから繊細な革靴はNG。スニーカーで出発。

みなさま、こんな時、どうしていらっしゃいますか?

 

写真はパリにて。数年前の8月上旬。このときのパリは暑かった。今日のパリは、昼ごろで19度。今のロンドン、涼しいらしいのですが、明日の昼ごろで17度。やっぱり、そんな気温なら、おしゃれが楽しめるでしょうねえ。湿度も低いし、いいなあ。

ロンドンにて、7月。ロングブーツを履いていても、違和感のない気温でした。ちなみに、わたしはこのとき、限りなくベイジュに近い生成りの麻のワンピースを着ています。女流画家のために作られたスモックのワンピース版です。ロンドンの画材屋さんで買った。どうも東京の空気感に合わず着るチャンスがなかったのですが、秋になったら着たいと。

 

パリでみかけたおしゃれな方たち。以前パリの滞在記に書いたことありますが、似合わないと判明したベイジュとか、茶系の、いわゆる黄色の色が混ざりこんだ色調を抑えるように、青が混ざる。逆に右の方は、クールでグレイッシュな上下に、赤をアクセント。こうして、ブルー系イエロー系のバランスを色彩の振り子のように自在に操る。

これはコツですね。

パーソナルカラーでは多くの方々に興味を持っていただきました。

 

「いつも楽しくブログを拝見させていただいています。
カラー診断でベイジュが似合わないと判明したそうですが、アパレルのパタンナーをしていた人によると、アパレルで使用するカラーチャートはカラー診断用の100倍はあるそうです。ベイジュは特に色幅が広く、何千種類ものベイジュがあるとのこと。(赤みが強い、黄色みが強い、グレイッシュ、白っぽい、暗い等)ですから自分に似合うベイジュは見つかると思いますよ。」

コメント、ありがとうございました!う〜ん、でも、ベイジュという色味を絵の具で作るとき、イエローを入れないとベイジュにはならず、イエローが負けた類似色には、違う名前がつきます。

 

プロダクトデザイナーだった時代には、工業色の色だしを3年間、来る日も来る日もやっていたので、特に家電色では、インテリアに似合うベイジュの色だしを研究していましたが、少しの色素の違いで、ミルクコーヒー色になったり、ミルキーココア色になったり。

そしてパーソナルカラーでは、私は、基本的には、ベイジュにイメージの近い色は全滅で、実は、ただのオフホワイトさえ、ダメだったのです。(グレーはOK)あーあ。生まれつきの髪の色がベイジュ系で目が青いだなんてねえ。想像もできません。)

 

たしかにホワイト系なら、20色以上のバリエーション(その違いを普通の人間が認知できるレベル)がありますが、本当に私が、がっかりしたのが、実は、私に自然な素材色であるオフホワイトが似合わないという事実…。ベイジュよりももっと、致命的。あまりこのことは書きたくないくらいでした。で、言われたから….。も、あるけれども、実際に、本当に、その違い(肌色見えの違い)を目の当たりにしてびっくりしたのです。

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オフホワイトではなく、純白なら自分の印象がシャープになるのに、生成り色のようなオフホワイトだと、印象そのものが濁るというか、ゆるい感じに見える。でも、いろいろと工夫して、例えば、そこに、シャープなブルーアンダートーンのアクセントを加えるとか。

なので、生成りのワンピースにグレーのブーツや黒っぽいバッグで少し中和。引き締め色を使うという手です。

パリで見かけたおしゃれな方のスナップも同じで、茶系(暖色)に青(寒色)のアクセントを入れてますよね。巧みです。

 

拙著「庭の色」にも書きましたが、ドイツの色彩学マイスター、ヨハネス・イッテンの言葉によれば「1つの言葉が他の言葉とのつながりによって明確な意味をもつように、1つの色彩も他の色彩とつながってこそ、明確な表現をもつことができる」まさに、パーソナルな顔色を活かすも否も、色合わせ次第。工夫の余地あり。ということで、似合わないと答えの出た色も、別の色がうまく組み合わさると、化学変化を起こして、似合うように見えたり、その人の個性を一層際立たせてくれたりするのではないかと思います。

 

また、20年前に、パーソナルカラーのカウンセリングを受けた方からもコメントいただきました。

 

「20年前 菅原明美先生に自分に似合うカラーを見ていただきました。私はWinter Springで白、黒、紺、赤、ピンクなどが顔色よく見えました。大好きなベージュは茶色味や黄みが入っていると顔色が悪く見え、ピンク系は顔色がぱっと明るくなります。ベージュでも様々なので必ず顔のまわり、たとえば肩にあてて選んでいます。日本人でも肌の色はもちろんですが瞳の色、髪の色少しずつ違うんですよね。」

 

ありがとうございました。本当にそうですね。そして、あら、私はBRILLIANT WINTER  でした! 結局、似合う色にも、段階があり、ナンバー1、2、3、4、5✖️など段階があって、No4 なベイジュとか、No3なクリーム色などがあり、ブルーでも、ターコイズはだめで、ロイヤルブルーは最高とか。でも、ここぞという時は、No1に似合う色を着たいですね。

 

繰り返しますが、カウンセラーから言われたことで、薄々、ほんとうにうすうす思っていたことが、証明されクリアになったのが、本当に驚きでした。

なので、この色は、どうも、苦手でした。

やっぱり、こっちがおちつく。(このとき、7月のパリの寒さに変な厚着をしていますが)